Linuxでzip圧縮されたファイルを解凍せずに中身を確認する方法

中身がよくわからない圧縮データを、一々展開して確認するなんてめんどくさいことをしてられないですよね。
そういうときは、unzipコマンドを使います。

圧縮されたファイルの内容を一覧で確認する

unzipコマンドの「-l」オプションを使用します

# unzip -l test.zip
[root@test-centos ~]$ unzip -l test.zip
Archive:  test.zip
  Length      Date    Time    Name
---------  ---------- -----   ----
  6234880  03-13-1996 15:45   funnyb_cd/gamedata/ACG.DAT
   859392  10-04-1996 15:43   funnyb_cd/gamedata/ADISK.DAT
    35328  05-24-1994 11:44   funnyb_cd/gamedata/AMUS.DAT
  1087488  03-13-1996 15:46   funnyb_cd/gamedata/BCG.DAT
     6426  07-28-1994 14:48   funnyb_cd/gamedata/GAIJI.DAT
   262199  09-05-2006 00:08   funnyb_cd/gamedata/system3.exe
      195  09-02-2006 00:06   funnyb_cd/readme.txt
     1613  09-02-2006 00:02   funnyb_cd/system3.txt
      558  05-23-2005 13:21   funnyb_cd/?z?z?t???[?????i?A???X?\?t?g?j.txt
---------                     -------
  8488079                     9 files

こんな感じになります。ネットで調べたら、lessコマンドで見れるとか書いてたりしますが、圧縮ファイルの中身が上記のようにテキスト文書でない場合は、わけのわからない文字列がずらーーっと出力されつづけますので、lessするまえに、unzipの 「-l」オプションでリスト状態を見た方がいいです。

zip圧縮ファイルのリスト中にある特定のファイルのみを参照したい場合

上記のtest.zipの結果を参考に、readme.txtを参照する場合。

# unzip -c test.zip funnyb_cd/readme.txt | less

以上