【TaggingHelper】MovableTypeの記事へのタグ付けをサポートしてくれるプラグイン

ブログ記事を書くときにまあ付いてまわるのがタグ付け。
きっちりとタグ付けしておくと、大量に記事が増えてきた場合に、記事ごとに関連付けができて非常に便利だ。
情報を整理するという意味でもしっかりとやっておいた方がいい。

しかし、タグ文字の入力規則などを自分の中で決めておかないと、後々面倒なことになる。
例えば、【MovableType】というタグでも、手打ちでタグ付けしていると、【Movable Type】や【MT】や【ムーバブルタイプ】とその時につけた自由な名前でタグ付けしていると、まったく同じものでも別のタグと認識されてしまう。

かといって、前回どの名称でタグをつけていたかなんて確認するのも面倒だ。
そういったときに役立つのがTaggingHelperプラグイン。

TaggingHelperプラグインは、タグ入力エリアの直下に今まで付けたタグ一覧や、本文に一致しているタグをリストにしてくれて、該当するタグをクリックすると入力欄に挿入してくれるという優れもの。
これは便利すぎて、MTインストールしたときに真っ先に入れるプラグイン。MT標準機能としてつけてほしいくらい。

記事の編集   我流でなんとかするWeb制作ログ   Movable Type Pro.png

TaggingHelper For MT4.2
※MT4.2版しかないが、MT6.11でも問題なく稼働している。

僕の場合はさらに欲張りに本文だけでなく、タイトルやカスタムフィールド内の文章にも一致させるように改造した。
いじる部分は、【mt-tagging_helper.pl】の100行目あたり。

TaggingHelper.getBody = function () {
 return app.editor.getHTML()
 + '\n'
 + document.getElementById('editor-input-content').value
 + '\n'
 + document.getElementById('editor-input-extended').value;
}

これを以下のような感じに。この例では本文に加えてタイトルとカスタムフィールド(customfield_description)を追加している。
※カスタムフィールド名は、customfield_ + タグ付けワードを拾いたいカスタムフィールド名のベースネーム

TaggingHelper.getBody = function () {
 return document.getElementById('editor-input-content').value
 + document.getElementById('title').value
 + document.getElementById('customfield_description').value;
}

というか、デフォルトで入っている app.editor.getHTML() や \n は取らないとMT6では本文に一致が正常に動作しないっぽいです。修正必須ということで。