yum update後に .rpmnew が作成された場合の対応

yum update した時に、以下のようなログが書かれているときがあります。
僕の場合は、CentOS6.7にアップデートした時になりました。

warning: /etc/sysctl.conf created as /etc/sysctl.conf.rpmnew
warning: /etc/httpd/conf/httpd.conf created as /etc/httpd/conf/httpd.conf.rpmnew

これは、要するに.conf.rpmnewは、新しくアップデートされたデフォルトの設定ファイルで、既存にあった設定ファイル.confを上書きしてしまわないように、.rpmnewという名前で一時的に作成されたものです。
なので、このまま放置して.rpmnewを無視してしまうと、せっかくアップデートしても意図した動作にならない可能性があります。

対応としては、.confファイルと.conf.rpmnewファイルをdiffで差分を確認して、変更のあった箇所だけを自分で修正もしくは追加・削除していきます。

$ cd /etc/httpd/conf/
$ diff httpd.conf httpd.conf.rpmnew

差分があった場合は、以下の手順で修正。 今回、CentOS6.7にアップデートした場合は、「AddIcon /icons/bomb.gif core」が「AddIcon /icons/bomb.gif /core」になっていたので、それを修正する。

$ sudo cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.old # バックアップ
$ sudo nano /etc/httpd/conf/httpd.conf

# 修正
AddIcon /icons/bomb.gif /core 

# 修正後は.conf.rpmnewを残していてもややこしいので削除する
$ sudo rm /etc/yum.conf.rpmnew 

修正した箇所がhttpd.confなので、修正を反映させるためにhttpdを再起動させる。

$ sudo /etc/init.d/httpd restart